私は、正真正銘の三日坊主です。
それは、普通、褒められたことではなくて、
本来なら、直すべきことなのだ・・・と、ずっと思ってきました。
でも、今日、初めて三日坊主のメリットを実感いたしました。
どんなことも三日坊主
三日坊主の性格は、物事によって変わりゃしません。
一気に熱して、一気に冷める。
そういうパターンを繰り返してきました。
そのため、かじったものは数知れず。
おかげで、段々と三日坊主もプロになってきた気がします。(爆)
三日坊主の対処法
それに、すでに、自分が三日坊主だということはわかっているので、
ある程度の対処法は行っています。
たとえば、私の場合は、
「読んでいない本は絶対に捨てない・・・」
というような、自分なりの縛りを作って、死守しています。
なので、我が家の本棚には、中途半端に読まれた本が、結構、並んでいるのですが、
そのおかげで、
「あぁ、この本、捨てないで良かった~」
という素晴らしい!瞬間に出くわすこともできるんです。
ありがたい三日坊主
特に、本というのは、
- 今の自分に合う→面白い
- 今の自分に合わない→つまらない
という図式が成り立つ気がします。
だから、三日坊主の私は、読む気がなくなった本は、いち早く本棚にしまっちゃうんです。
でも、そのおかげで、
今の自分の気持ちにとても敏感になれていると思います。
もちろん、読まなくなったからと言って、すべての本がつまらないわけではありません。
実際、忙しさにかまけているうちに、読むのを忘れている本もあります。
でも、そういう本でさえも、無理くり最後まで読もうとしない自分の三日坊主さを、最近は、肯定する気になっています。
なぜなら。
「あ、忘れてた!」と、その本を手に取った瞬間ほど、
- その本の内容に心動かされ、
- 特に意識はしていなかったけれど、なんとな~く、ウジウジしていた部分が消えていく
そんな感覚があるからです。
私は「無意識はいつも正しい」という本を読んだことはありませんが、
そうなのかな?とは思っています。
悩んだら、本のページをパッと開けば、そこに答えがある!
とも言われますし。
三日坊主は自分のタイミングなのだ
そんなこんなで、
こう考えたらどうでしょうか?
三日坊主というのは、
無意識下で、自分自身の気持ちやタイミングを図っている最中なのだ・・・と。
もちろん、自分の三日坊主を他人や他の物のせいにするのは言語道断ですが、
きちんと自分自身の問題として向き合うのなら、
三日坊主も悪くないのではないか?と思います。
だって、それは、紛れもなく自分の人生なのだから。