GA4とセットで語られることが多いGoogleタグマネージャーですが、アナログ系の私としては、「本当にタグマネージャーの導入って、必要ですか?」と言いたいです。
さっき、タグマネージャーを導入してみた
実は、さっきまでは、いずれはタグマネージャーも導入したいな・・・なんて気持ちはあったんです。
というのも、GA4側だけでは、確認できないデータもあるからです。
たとえば、
- 会員のログイン回数やID
- 10%ごとのスクロール率など
がそうです。
GA4だけで確認できるのは、スクロール率90%の場合のみです。
頑張ればできないことはないが・・・
なので、タグマネージャーの導入も含め、いろいろやっていたんですが、だんだんイライラし始めてしまいました。
そりゃあね。GA4でもそうだったように、タグマネージャーだって頑張ればできないことはない!と思います。
でも、頑張る前に、自問自答してみたんです。
- サイトに会員ログインとか作るつもりがある?
- スクロール率って、25%とか75%とかいる?
って。
そして、気づきました。
今の段階では、タグマネージャーは必要がないって。
なぜ?タグマネージャーありきなのか?
ここで、「そもそも、私は何故?タグマネージャーを導入したいと思ったか?」思い出してみました。
理由は言うまでもありません。
いろんなサイトに書かれてある記事の多くが、タグマネージャーは必須だ!オーラを放っていたからです。
記事の内容は大体こんな感じです。
- とにかく、タグマネージャーがあれば便利。
- デメリットなんてほとんどないのだから、入れておくべき。
- 初心者にも簡単に扱える。
でもね。
実際に、タグマネージャーを導入してみて、
初心者にも簡単に扱えるは、ウソだろ・・・と思った次第です。
デジタル系にはアナログ系の?がわからない
多くのサイト記事には、初心者でも簡単!と書いてあるのに、実際にやってみると、「え゛?」となってしまう、このギャップは何なのか?
答えは簡単です。
こういう記事を書いている人たちってね。
ほとんどが、デジタル系のバリバリの人たちなんですよ。
だから、アナログ系の、「なんだそれ?わけわかめ!」って気持ちはきっとわからないんだろうな・・・と。
それにね。
超!アナログ系のビジネスをしている人間には、パソコンの前にずっと座っているなんてこともできないわけです。
「それならば!有料でプロの私たちが分析しますよ!」
って言われても、そこにコストかけられます?
何より今!考えるべきは、
GA4で分析したことを、どう自分のビジネスに生かすのか?
って点です。
正直、こういうのって、機能ばっかりの家電やスマホと似ていますよね。
機能満載の立派な家電を買っても、結局、使ってる機能って、数えるほどしかないし、その便利さがかえって不便に思えることすらあります。
特に、ホームページは持っているけれど、ビジネスはアナログなんだよね・・・というケースの場合には、とりあえず、タグマネージャーのことは忘れて、GA4一択で行けばいいと私は思います。
まとめ
30年近くアナログな会社を経営してきた私自身、GA4の分析を見た時、「これを使えば、今までの悩みが消える!」と希望を持ちました。(自分の会社は清算したけれど、他人の会社の相談には乗ってるんで)
実際、アナログ系の社長さんからは、時折、LINEでいろんな相談が寄せられるんですが、
「それ、GA4使うと指標が見えるよね」
と思うことがたくさんあります。
ただし、唯一の問題は、GA4のタグ入れです。
これについては、次回の記事でも触れておこうと思います。