起業するなら個人事業主がいい?

起業するなら個人事業主?仕事テキパキ

私自身は、起業して個人事業主から始め、最終的には法人化したのですが、

現在、法人の解散手続き中で、再び、個人事業主に戻る予定です。

その経験から、個人事業主と法人とでは、実際どうなのか?

現実的な話をしてみたいと思います。

 

個人事業主は法人より信用されない?

たとえば、ビジネスそのものが、BtoBの場合には、

法人である方が、なんでもサクサク進みます。

また、ビジネス形態はBtoCなのだけど、

「こういう便利なサービスがあるなら、ぜひ!使いたい!」

と思っても、そのサービスを提供している会社が、個人事業主はお断り!

なんてケースもあります。

そういう意味では、間違いなく個人事業主よりも法人の方がメリットはある!

ってことになるのですが、

そんなことだけで、信用は成り立っているわけではありません。

 

結局、私たちの社会は、コネや習慣に頼っている部分も多く、

継続的に、発注があり、きちんと入金してくれる。

どんな仕事を頼んでも、きちんとやってくれる。

こういう信用の方が、結局は大きいように思います。

 

一概に、どっちが得とは言えない

また、税金などの面についても、どっちが得!とは言えないのが現実です。

たとえば、

ウハウハ、笑いが止まらんほど儲かってる!

社員もたくさん雇用するつもり!

というのであれば、法人の方が良いでしょうが、

起業して、いきなり、そんな状態になるわけないですし、

万が一、儲かっていたとしても、その状態がどこまで続くのか?

いや、続けられるのか?

ここが、一番大事です。

 

もちろん、起業する以上は、そのビジネスを継続させるのが大前提です。

ですが、どんなに継続したくても、今までの当たり前は、大きく崩れ始めています。

正直、昨今は、あまりに時代が不透明すぎて、

起業する時には、

どっちが得か?と考えるよりも、

どっちがリスクが少ないか?

どっちの方が身軽か?

という視点の方が、重要なのではないか?と思います。

 

まとめ

そんなことを考えていた矢先、

ふと、空き家の棚に「個人事業の始め方」って本があるのを見つけました。

どんなことが書いてあるのか?

興味をそそられ、パラパラめくってみたのですが、

個人事業の準備に3年はかけろ!

って書いてありました。

 

まぁ、それもある意味、間違ってはいないと思います。

だって、私達は何でもできるわけじゃないし、何にでもなれるわけではないから。

 

ただ、そうであっても、

やはり、時代遅れの感は否めませんでした。

昭和のおっさんの発想だなと。

今の時代、起業ってもっと身近なものです。

ネットのおかげで、ハードルは下がってますもん。

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