今回、何回目かのwordpressのサーバー移転を行いました。
私が使いたいのはXサーバーなので、wordpress簡単移行を使えばあっという間に終わるはずなんですが、今回のサイトは何故か?うまくいきませんでした。
今までが簡単だっただけに、え゛っ?って思いましたが、まぁ、最終的には手動でやればいいかなと。
実は、こんなことを思えるようになったのは、前回で「フォーム作成してみたいな!」などと思ったおかげです。
フォーム作成とサーバー移転、何か関係ある?
「フォーム作成とサーバー移転、何か関係ある?」
多分、アナログ系の方は、絶対、そう思いましたよね?
私も、以前はそうでした。
んだけど!
フォームってどれだけ可愛くても、どれだけお洒落であっても、フォームとして機能しなきゃ意味がありません。
だからこそ、ここんところフォームを実際に使えるようにしよう!と勉強しておったんです。
フォームの見た目を作るのは、HTMLやCSSCSSだけでもいけますが、実際にフォームとして使えるようにするためには、PHPとMySQLの知識が必須です。
そして、なんと!サーバー移転のためにめちゃめちゃ関係してくるのが、このMySQLなんです。
だから、MySQLが触れないと、手動でサーバー移転ってできないんですよね。
でも、アナログ系人間にとっては、こういうデジタル系のわけわからんものを触るって、めっちゃ怖いんですよ。
もちろん探せば、画像付きで詳しく作業手順を書いてくれているサイトもあるんですが、デジタルのスピードは速いので、掲載されている画像がすでに古いなんてことが多々あります。
そして、こういう時が!アナログ系は困るんです。
作業の意味がちゃんと理解できているなら、多少の見た目の変化なんぞ気にもならないんですが、ひたすら作業手順を真似ているだけだと、それだけでもうパニクります。(泣)
でも、今回は、手動でも割とスムーズにデータの移行ができたので、今、ホッとしているところです。
wordpressのサーバー移転手順を理解してみよう
そこで、今後の自分の備忘録としても、wordpressにおけるサーバー移転の手順を記事にしておこうと思います。
元のサーバーにあるwordpressのデータをバックアップする
元のサーバー内にあるwordpressのデータは、バックアップしておかないと、今まで作ってきたコンテンツが全部パァになります。

このサイトで、一度そんな経験したっけ・・・。
wordpressの場合、プラグインを使うと簡単みたいですが、私の場合、何故か?できなかったので、FTPソフトを使ってwp-contentフォルダの中身をダウンロードしました。
新サーバーでドメイン設定をする
次に、新サーバー、要するに移転する先のサーバーでドメイン設定をします。
私の場合、ドメインはそのままで、サーバーだけXサーバーに変えたかったので、同じドメイン名で設定しました。
さらに、Xサーバー側でデータベースを作成します。←これがMySQL
でもって、このデータベースとドメインを紐づけします。
詳しいやり方は、Xサーバーのマニュアルに従いました。
新サーバーにアップロードする
ここまでできたら、新サーバーの方に、wordpressをインストールしておきます。
Xサーバーの場合には、wordpressの簡単インストールがあるので、これでやれば、大丈夫だと思います。
思います・・・というのは、私の場合、こいつもまた、うまくいかなかったからです。(泣)
なので、前のサーバーから、今度はデータベースの中にあるすべてのファイルをダウンロードして、それを新サーバーの方にすべてアップロードし直しました。
※なお、wordpressがインストールできていれば、wp-contentの中身をアップロードするだけで済みます
ちなみに、使ったFTPソフトは、Filezillaです。
アップロードする際、上書きするか?尋ねられますが、基本、新サーバーには何も入っていないはずなので、上書きでOKにします。
phpMyAdminのデータを移行する
これでwordpressのファイル群が、新サーバーに準備されましたので、今度はデータを移転します。
まずは、古いサーバーのphpMyAdminにログインします。
wordpressのデータが入っているデータベース名をクリックしておいてから、すべてをエクスポートします。
フォーマットがSQLになっていることを確認して、わかりやすい場所に保存しておきましょう。
次に、今度は新しいサーバーのphpMyAdminにログインします。
新しく作ったデータベース名をクリックしてから、とりあえずすべてのテーブルを削除します。
その上で、先ほど保存したSQLのファイルをインポートしましょう。
すべてのテーブルをわざわざ削除しなくとも、上書きされるので、そのままインポートしても良い!と言う話を聞いたので、やってみたところ、私の場合は、エラーが出まくりました。そこで、上記に書いた通り、一旦、削除してから、改めてインポートすると、OKでした。
また、Xサーバーのマニュアルには、エクスポートしたwp-config.php内のデータベース名などを書き換えてからインポートするよう指示がありましたが、私自身は、そこはやってません。だからエラーがでたのかもしれませんが、理由は不明です。ただ、後からwp-config.phpの中身確認したところ、書き換えずとも、ちゃんと新しいデータベース名に変わっておりました。なんかわからんけど、ま、いいっか。
まとめ
以上で、wordpressのファイルとデータの移転はできましたが、まだ、Xサーバーを使用している状態(サーバー移転)にはなっていません。
この後、ネームサーバーをXサーバーに切り替えれば、無事、サーバー移転は完了です。
もちろん、切り替え前の動作確認もXサーバー側で簡単にできますので、安心です。
なお、ネームサーバーの切り替えは、最大24時間かかるそうです。唯一、困るのがSSL化問題です。基本、SSL化ができるのは、このネームサーバーの切り替えが終了してからになります。ただし、Xサーバーでは切り替え前に、SSL化の準備もできるようになったみたいです。まぁ、私は断念しましたが。