「内なる画家の眼」では、誰でも写実的に描ける能力はある。
そんなメッセージが込められています。
でも、写実的に描けるからと言って、画家になれるわけではありません。
その違いを理解するために、今回は、こんな練習にも取り組んでみました。
まずは、写実的に描いてみる
「内なる画家の眼」のレッスンも、終わりに近づいてきました。
境界線だけでなく、光や影もスペースとして捉えることで、
私自身、以前よりも、ずいぶんましな絵が描けるようになってきました。
それが嬉しいだけでなく、
自分なりの小さな自信も芽生えてきて、
次の絵にも挑戦してみよう!という気になります。
さて、今回のレッスンは、同じモデルの絵を2枚描きます。
まずは、写真を見て、そのまま描きます。
次に、有名な画家の絵を模写してみる
その次に、このモデルを描いた有名な画家の絵を模写します。
アレクセイ・ヤウレンスキーの「夢見る女」という作品です。
それを、模写してみました。
今回は、珍しくデジタルを使いました。
画家の気持ちがわかる?
この二つの絵を描くことで、画家と同様の体験ができる。
そうエドワーズ先生は仰います。
実際に、やってみるとわかりますが、
確かに、何か不思議な感じがあります。
でも、それと同時に、
「私は画家にはなれんな・・・」
なんてことも、明確に意識しました。
※もちろん、そんなことはわかってたけど、とどめを刺された感じ(笑)
なのに、なぜ?描く?
でも、画家にならない(なれない)のなら、何故?描くのか?
いわゆる、趣味ってやつ?
いいえ。
これは、決して大げさではなく、人生を賭けた「取り組み」みたいなものです。
なぜなら、
- 見たまま描いているつもりなのに、全然描けていなかった自分と
- 見たままを忠実に描ける自分では、
見える世界が全く違うはずだからです。
多分、今までは、
- 見ているつもりで、ちゃんと見ていなかったり、
- 自分のイメージ(先入観や思い込み)で、事実をゆがめていたり、
していたこと、結構、あったんじゃないか?と思うんです。
まとめ
というわけで、
今、私は、本気で、
「見たまま絵を描けるようになる」ということが、
自分の人生をより良く変えていくことになる・・・と信じています。
そういう意味で、
過去に買った「内なる画家の眼」に、
改めて、最近、はまったことに、タイミングを感じます。
だから。
もし、このブログで、絵を描くことに興味を持たれたならば、
ぜひ、エドワーズ先生の本から直接、学んでもらえたら・・・と思います。
なお、
軽くテクニックだけを知りたいならば「脳の右側で描け」を。
哲学的、心理学的な部分まで踏み込みたいなら「内なる画家の眼」をお勧めいたします。