ニュースレターの記事ネタとして、季節やその月のイベント等を利用すると、多少は書きやすくなります。
ただし、ニュースレターは単なる時候の挨拶とは異なりますので、
どのように記事を書けば効果的なのか?と言う点について解説したいと思います。
ニュースレター9月号のネタ
まず、ニュースレター9月号にピッタリのネタをいくつか出してみます。
- 防災月間
- 敬老の日
- 秋分の日(お彼岸)
- 中秋の名月
- 新学期が始まる
- 朝晩、少し涼しくなる、など
これ以外にも、
その業種ならではの、イベント等があれば、それも使えます。
9月ネタを記事にする時のポイント
特別なイベントは別にして、前述した9月ネタは、非常に一般的なものばかりです。
そのため、これらのネタを記事にする時には、
- 発想を飛ばし
- 最終的には自社のサービスや商品と結びつける
ようにします。
ニュースレターに売り込み色は出さないのが、基本なのですが、
一般的なネタを記事にする場合には、自社のサービスや商品と上手に結び付ける必要があります。
これは、その商品を売るためではなく、自社を信頼してもらうために行います。
そのため、
- 売りたい、売りたいが透けて見えないか?
- わざわざ、このニュースレターを読む意味はあるのか?
という2点を、スタッフ間で確認してみるのがおすすめです。
防災月間の記事は、どう書く?
わかりやすいように、実際に防災月間をネタに、記事を書いてみることにしましょう。
売りたい気持ちが透ける?
たとえば、こんなニュースレターが来たらどうでしょうか?
9月は台風シーズンでもあり、防災月間に指定されています。
防災は常に準備を怠らないことが大切ですが、今までやらなきゃ!と思いながら、準備できなかった方も、ぜひ、この機会に防災の準備を進められてはいかがでしょうか?
記事の文章自体は、いい感じで始まっているのに、画像ですべてを台無しにしていますよね。
もっと言うと、こういうニュースレターをわざわざ読む意味が見つかりません。
なぜなら、新しい情報や、新しい視点は何もないわけですから。
読んで良かったをプラス
防災に関すること(防災グッズに必要なものは何か?など)は、ありとあらゆる所に情報があります。
そのため、貴社のニュースレターを読む意味を見出してもらうのは、最初はなかなか大変かもしれません。
ですが、防災と言うのは、すべての人に関わりがあることですから、
切り口さえ考えれば、自社の商品やサービスと絡めることはできるはずです。
たとえば、防災グッズは、押し入れ等にしまい込んでしまっては、いざと言う時、役立てにくくなります。
そこで、防災グッズの置き場所という切り口で、玄関収納について解説すれば、住宅会社ならではの記事に仕上がります。
また、それ以外にも、
- 実際に試してみた、美味しい防災食の作り方
- 非難場所での簡単美容
- 最低限知っておきたい運動ストレッチの仕方
などなど、その業種ならではの得意分野を生かした防災記事に仕上げてみましょう。
あいさつ記事で9月を意識する
以上のように、防災以外のネタも、切り口を変えながら自社特有の記事を作成していくのですが、
ネタによっては、どうしても無理なものもあります。
そういう時には、季節や月のことは無視して、お客様が知りたいであろう記事を作成しましょう。
ただし、社長のあいさつ記事(プライベート記事)に、少し9月らしさを出しておくと、メリハリがつきます。
ニュースレター9月号のネタのまとめ
ニュースレター9月号のネタは、
- 防災月間
- 敬老の日
- 秋分の日(お彼岸)
- 中秋の名月
- 新学期が始まる
- 朝晩、少し涼しくなる、など
ですが、それらは一般的によく知られていることなので、
少し切り口を変え、自社が得意な分野で記事にしていくと、
ネタは普通なのに、中身は濃い!ニュースレターになっていきます。
記事を書くポイントは、
- 直接、売り込まない
- 読んで良かった!と思える情報を盛り込む
この2つです。