Word(ワード)は、ビジネスにおける様々な文書を作成するのに必要なソフトなので、一応、使えるよ!という方は多いと思います。
ただ、長年Word(ワード)を使っていても、
- 決まった機能だけを使っている
- 修正するのに時間がかかったり、思い通りにならず、面倒に思う時がある
など、日々の業務の中で何度も感じたことがある方は、少なくないのではないでしょうか?
実を言うと、私もそんな一人でした。
そこで、今回は、Word(ワード)の文書を、今までよりも時短で、サクサク作成できるようになるには、基本の「き」が何より大事ということをお話ししたいと思います。
Word(ワード)の時短テクニックをいくら学んでも、基本の「き」が五臓六腑に染み渡っていないと、結果的に自己流のやり方にまた戻ってしまい、それほど時短にはならないはずです。
あくまでもWord(ワード)というツールをビジネスで使いたいだけなので、専門家になる必要はありませんが、Word(ワード)の文書がサクサクと作成できるようになれば、他の販促ツール(ニュースレターやブログなど)にも今まで以上に時間を費やせるようになり、良い効果をもたらしますので、Word(ワード)の文書を作るのが嫌い、苦手、疲れる、という方はぜひ、ご一読くださいませ。
Word(ワード)は、見よう見まねでも作成可能だが?
Word(ワード)には、非常に多くの機能が備わっており、これらの機能を上手に使えば、非常に見栄えの良い文書が短い時間で簡単に作成できるのですが、そうした便利な機能を使わずとも、Word(ワード)の文書は見よう見真似でそれらしく完成させることができます。
そもそも、Word(ワード)の文書というのは、印刷する(PDFも同様)ことが前提なので、Word(ワード)のどの機能を使おうが、最終的に印刷された文書がそれらしく見えれば良いわけです。
これは、ある意味、良いことのようにも思えますが、現実には、見栄えの良いレイアウトにするために、余分な時間、余分な労力を使ってしまっており、非常に効率が悪いのです。
かくいう私も以前は、そんなやり方でWord(ワード)の文書を作成していたため、Word(ワード)の文書が完成した時には、どっと疲労感を覚えたものです。
Word(ワード)の文書を時短でサクサク作成するには?
Word(ワード)の文書を時短でサクサク作成するためには、何が必要でしょうか?
試しにAIに聞いてみると、
- テンプレートを利用する
- ショートカットキーを覚える
- スタイルを使う
- 自動化ツールを使う
- 音声入力を活用する
- 既存のコンテンツを再利用する
- 見積もり機能を活用する
- 自動バックアップを設定する
- フィードバックをもらいやすくする
という9つの提案をしてくれました。
確かに、どれも「なるほど」と思える提案です。
ただ、正直な話、これらのことができるのは、Word(ワード)の機能をある程度、知り尽くしている人に限られるのではないでしょうか?
そもそも、Word(ワード)の文書を力技で作っているのは、そうした機能にうといからです。
また、力技を行ってしまう背景には、Word(ワード)の文書を作る上での、基本の「き」がスッポリ抜けていることが考えられます。
Word(ワード)の文書を作る上での、基本の「き」とは?
では、Word(ワード)文書を作る上での、基本の「き」とは、いったい何なのでしょうか?
基本の「き」は、大きく2つあります。
- タイピングスキル
- 文章はレイアウトも何も考えず(改行もしない)、まず、全文タイピングしてしまう
1のタイピングスキルについては、ここで説明するまでもないと思いますが、何より大事なのが2の部分です。
Word(ワード)を力技で使っている方は、まず間違いなく、文章を打ちながらレイアウトも一緒に作成していっているのではないでしょうか?
もちろんそれが悪いわけではありません。
一発で100点満点の文書が作成できれば良いのですが、困るのは、内容等を修正したいと思った時です。
内容の修正によって、レイアウトは崩れ、文字は何やら変なことになり、触れば触るほど絶望的になっていく。
私自身、幾度もそんな経験をしてきました。
実は以前、「先に文章を書いちゃってからの方がラクだよ」というアドバイスを娘から(←情けない)もらったことはあったのですが、Word(ワード)の機能にうとかったため、そのアドバイス自体が???だったのです。
でも、今ならわかります。
Word(ワード)の文書を時短で、サクサク作りたいのであれば、レイアウトは全部後回し!にすることを、絶対に死守してください。
Word(ワード)文書を時短で作成するには?のまとめ
Word(ワード)で文書を、今までより時短で、サクサク作成するために必要な基本の「き」についてお話ししましたが、この記事を読んだだけで、「そうか!そうだったのか!」と思う方は、ほとんどいないと思います。
なぜなら、私が以前、娘からアドバイスを受けたにも関わらず、「なんだ?それ?」と思ったのと同じだと思うからです。
ですが、断言します。
今までより時短で、サクサクWord(ワード)の文書が作成できるようになった時、初めて!前述した2つの基本の「き」が、どれほど大事だったのか?実感することができるのだ!と。
というわけで、基本の「き」の練習から始めてみましょう。
まずは、タイピングのスキルアップから→無料タイピング練習サイト
なお、タイピングは大丈夫なんだよな、という方は、こちらの文章をWord(ワード)画面で打ってみましょう。
レイアウトは無視して、どんなに気持ち悪くても、タイトル以外の文章はすべて改行しないで打ってみてくださいね。