ニュースレターマーケティングをもっと現実的に使う具体的な方法

ニュースレターマーケティングの実践

ビジネスを行っている人にとって「マーケティング」は聞きなれた言葉だと思いますが、
今一つピンと来ない現実的な日々の仕事にも生きていない気がする、という方は多いのではないでしょうか?

しかも、その「マーケティング」に「ニュースレター」までくっつくと、

  • ニュースレター作成の苦しさ
  • マーケティングのモヤモヤ

が合わさって、ますます混乱し、微妙に実感できなくなります。

そこで、ここでは、ニュースレターマーケティングをもっと現実的に使うための具体的な方法について、解説しようと思います。

目次

ニュースレターマーケティングとは

まずは、ニュースレターマーケティングの意味を確認しておきます。

マーケティングとは、商品やサービスが自然と売れるような仕組みを作ること。

つまり、その仕組み作りにニュースレターを積極的に使うことを、ニュースレターマーケティングと言います。

ニュースレターマーケティングの具体的な方法

商品やサービスが自然と売れるような仕組みを、どうやってニュースレターで作っていくのか?

その基本となるポイントについて、最初に確認しておきます。

  • 自社のお客様を明確にする
  • そのお客様が求めるものを提供する
  • 魅力的なタイトルを作成する
  • お客様像に合わせたデザインを選ぶ
  • 明確に次の行動を促す
  • ニュースレターは、毎月の発送日まで決めておく
  • ニュースレターの効果測定を行い、改善していく
  • 購読解除の方法を必ず明記する

以上の8つについて、一つずつ詳しく解説します。

自社のお客様を明確にする

最初にニュースレターありきで始めても、うまくはいきません。
まずは、自社のお客様が誰なのか?を明確にしましょう。

そのためには、今までの既存客の共通点を徹底的に洗い出します。

大企業とは異なり、地元企業やお店の社長さんはお客様との距離が近いことがメリットです。
そのメリットを十二分に生かし、

  • 年齢や性別
  • 性格
  • 好み
  • ライフスタイル等々

細部にわたるまで、お客様像を明確にしていきます。

そのお客様が求めるものを提供する

お客様像を明確にできれば、

  • 実際にお客様に求められたことだけでなく、
  • お客様から求められるであろう事柄についても、

記事にすることができます。

アンケートなどを取るのも良いですが、お客様の何気ない一言を聞き逃さないことが大切です。

魅力的なタイトルを作成する

ニュースレターは、読んでもらわなければ、まったく効果を発揮できません。
そのため、読んでもらえるような「記事タイトル」を作成します。

この時、手書き風のフォントを使うなどして、目立たせます。

お客様像に合わせたデザイン

読みやすさを犠牲にしてはいけませんが、お客様に合わせたデザインを選びます。

競合する大企業がある場合には、大企業とは異なる「温かみ」や「人柄の良さ」「相談しやすさ」などをデザインに取り入れるのがお勧めです。
また、写真やイラストなども利用し、上記のメッセージを強調すると良いでしょう。

明確に次の行動を促す

ニュースレターは、ただ良質な記事コンテンツを提供するだけで終わらせず、
必ず、明確に、次の行動を促すようにします。

次の行動には、

  • LINE登録
  • SNSのフォロー
  • イベントへの参加
  • お問い合わせやご相談

などがあります。

そもそも、ニュースレターを売れる仕組みの中に組み込むのが、ニュースレターマーケティングであり、
売り込み色を出さないこと=売り込みをゼロにするという意味ではありません。

特に高額な商品の場合には、ニュースレターだけで商品が売れるということは考えにくいため、
ニュースレターから次の行動を促し、一歩ずつ、販売に近づくような仕組みを作ることが大切です。

ニュースレターの発送日を決めておく

ニュースレターは、定期的に発行するものですから、最初からニュースレターの発送日まで決めておくことをお勧めします。

発送日が決まっていれば、

  • ニュースレター作成が習慣化する
  • お客様の期待感が高まる

という2つのメリットがあります。

ニュースレターの効果測定と改善

ニュースレターは、必ず効果測定を行い、それを改善していくことが大切です。

具体的な効果測定の方法については、下記の記事の「ニュースレターの効果を測るには」を参考にしてみてください。

購読解除の方法を明記する

デジタルなニュースレターを配信する場合には、ニュースレター受信の同意や購読解除に関しての項目が「特定電子メール法」で決まっていますが、印刷したニュースレターの場合は、明確な基準がありません。

ただ、そうは言っても、ニュースレターを不要とする方に送り続けるのは、お客様への印象も営業効率も悪くなりますので、紙のニュースレターであっても、必ず「購読解除の方法」を明記するようにしましょう。

なお、購読解除の方法は、簡単で、お客様がストレスを感じない方法にします。

現実的なニュースレターマーケティングのまとめ

現実的なニュースレターマーケティングを行うためには、

  • 自社のお客様を明確にする
  • そのお客様が求めるものを提供する
  • 魅力的なタイトルを作成する
  • お客様像に合わせたデザインを選ぶ
  • 明確に次の行動を促す
  • ニュースレターは、毎月の発送日まで決めておく
  • ニュースレターの効果測定を行い、改善していく
  • 購読解除の方法を必ず明記する

という8つのポイントに気を付けながら、ニュースレターを作成し、
自社の売れる道筋の中に、ニュースレターを組み込んでいくようにします。

もし、以前、ニュースレターを発行していたが、良い結果が得られなかったのであれば、

  • ニュースレター自体、どうだったのか?
  • ニュースレターの使い方に問題はなかったのか?

この2点を、もう一度検証されることをお勧め致します。
なぜなら、その失敗は、成功への種になると思うからです。

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