ニュースレターそのものの名称や名前(タイトル)は、どんな付け方が良いのでしょうか?
一般的には、
- 〇〇通信
- 〇〇便り
- 〇〇レター
- 〇〇ニュース
といったものを使うことが多いと思います。
この〇〇の中には、ご自身の会社名や店名を入れると、
- どこから来たニュースレターなのか?わかりやすいですし、
- その名前(タイトル)によって、会社やお店の名前を覚えてもらえる、
というメリットもあります。
ただ、中には、
- 「そんな名前の付け方は、当たり前すぎて面白くない」
- 「ニュースレターの名称、名前(タイトル)にも独自性を持たせたい」
と思う方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、ここでは、
- ニュースレターの名称には、独自性は必要なのか?
- ニュースレターの名前(タイトル)を独自性を持たせるには?
この2点について、解説します。
ニュースレターの名前に独自性は必要か?
ニュースレターの名称や名前(タイトル)に、独自性は必要ないというのが、私の考え方です。
というのも、お客様にとっては、どこから来たニュースレターなのか?すぐにわかることの方が大切だからです。
ニュースレターを頑張って発行している方には耳が痛い話だと思いますが、
現実的に、どこから来たニュースレターか?で、お客様は瞬間的に「捨てるか?」「後で読むか?」を選択しています。
そうならないよう、ニュースレターの名称や名前を凝りに凝ったものにしたとしても、「中身=コンテンツ」が薄っぺらければ、最後には読まれなくなってしまいます。
何より、ニュースレターの名称に独自性を持たせようと躍起になるあまり、言葉をひねくり回した結果、「どこなんだ?この会社?」とお客様に疑問に思われてしまったら、それこそマイナスです。
ニュースレターの名称に独自性を持たせたいなら?
ただ、だからと言って、ニュースレターの名称や名前(タイトル)への気遣いは必要ない!わけではありません。
ニュースレターの名称や名前(タイトル)自体は、別に凡庸でも構わないのです。
ただし、パッと見のイメージは、とても大切になります。
たとえば、「田中」という会社、お店があったとしましょう。
その時、ニュースレターの一番、目立つ場所に、
田中通信
タナカ便り
を見つけた時、お客様の反応はどうでしょうか?
「田中」という会社やお店が、すでにお客様に十二分に親しまれ、信頼されている場合は別として、
これから、お客様との関係を築くニュースレターの場合には、少々、殺風景に見えてしまいます。
そこで、使いたいのが、文字をちょっとだけデザインするタイポグラフィです。
文章で読むより、見た方が早いですね。
いかがでしょうか?
名前(タイトル)は同じでも、グッと目を引くようになりました。
※なお、表紙を作る場合にも、ニュースレターの名前(タイトル)の文字は重要です。
デザインを文字だけに限る理由
と、ここで、
文字を少し工夫するだけでも、これほどイメージが異なるのであれば、写真などももっとふんだんに使って、いっそのこと、かっこいい、お洒落なニュースレターのデザインの方が良いのでは?
と思われた方もいらっしゃると思います。
が、ニュースレターは、毎月、発行するものですから、やはりコスト面に関してはシビアに考えておく必要があります。
カッコいい、お洒落なデザインにしたものの、印刷コストがかさんで、継続ができなくなっては本末転倒です。
また、ニュースレターのデザインが「かっこよすぎる」「お洒落すぎる」と、そのイメージだけが先行し、
肝心のニュースレターの中身に目がいかないことがあります。
これでは、中身で勝負することができなくなり、差別化が難しくなる可能性もあります。
その理由については、下の記事も参考になさってください。
ニュースレターの名称や名前(タイトル)の付け方・作り方のまとめ
ニュースレター自体の名称や名前(タイトル)は、シンプルに付けるのが一番です。
ただし、見た目は大切なので、文字デザインを少し工夫するのが一番、おすすめです。
何故?ニュースレター全体ではなく、文字デザインだけに限るのか?
それは、
- 印刷コストの問題を回避し
- 記事を読むことに集中してもらうため
です。