ニュースレターの記事タイトルとイラストには、記事への興味をかきたて、貴社からのニュースレターを特別なものにする重要な役割があります。
ニュースレターの1記事あたりの文字数はそれほど多くなく、記事のスペースにもよりますが、おおよそ、300文字~400文字といったところです。
ブログの場合は、1つのテーマで記事を書こうとすると、最低でも1500文字以上にはなりますので、ニューレターにおける1記事の内容は、ブログ記事の4分の1以下ということになります。
短い文章は、短時間で読みやすいというメリットの反面、表面をサラッとなぜるだけで、どこにでもある記事のように思われがちです。
ですが、それでは、「普通のことしか書いていないニュースレター」と判断され、いつのまにか読まれないニュースレターになってしまうかもしれません。
そこで、ここでは、記事タイトルとイラストは、どんなものを選び、どのように使えば効果的なのか?について解説します。
効果的な記事タイトルの作り方
ニュースレターの記事に興味を持ってもらうためには、記事タイトルはとても大切です。
タイトルを作る時のポイントは下記の通りです。
1、記事の内容を明確に表現する
基本の記事タイトルの付け方です。
ここから、どんどん派生させていきます。
2、数字を使ってみる
記事の内容に数値を使った場合には、この数字をタイトルに利用できないか?考えます。
ただし、「〇〇値は、××(数字)」というようなタイトルは、女性にはソッポを向かれますので、注意しましょう。
「気温は××度、湿度は、××%」というような、誰でもわかるような数字を使うのはOKです。
3、質問形式にする
「ご存じですか?」「知ってました?」などの問いかけ方式は、効果があります。
私も、よく使います。
また、タイトルを短くするために、「?」だけ付けるのも良い方法です。
4、話題性を取り入れる
今、話題になっていることと、記事内容が関係する場合には、その「話題」を上手にタイトルに利用しましょう。
たとえば、「2024年〇月から、△△が禁止に!」などです。
5、新しい視点を加える
通常の情報に新たな視点を加えると、オリジナリティが出ます。
たとえば、「あんな場所にエアコンが?その理由」というようなタイトルです。
ただし、この場合は、記事の内容次第なので、記事ネタ決めの方が先になりますね。
6、シンプルにする
ニュースレター記事のタイトルは、パッと見て一目で理解できる文字数にします。
7、メリットを示す
記事を読むと得られる具体的なメリットをタイトルに入れ込みます。
たとえば、「予算をオーバーさせないためには?」といったタイトルです。
お客様のメリット=お客様の不安や不満を逆転させれば、簡単に生みだせます。
効果的なイラストの選び方
タイトルはどんなに効果的であっても、「文字情報」なので、視覚的に大切になってくるのが「画像」です。
ニュースレターで使う画像には、「写真」と「イラスト」がありますが、私自身は、実際の仕事の様子に関しては写真を使い、業界における公平な記事に関してはイラストを使って、メリハリをつけることをお勧めしています。
その理由は、すべて「写真」にしてしまうと、どうしても「手前ミソ感」が強くなり、ニュースレターというよりもDMチラシのように見えてしまうからです。
あくまでも公平さを打ち出すために、一部の記事にはイラストを使うのですが、イラストなら何でも良いわけではありません。
記事イラストもまた、記事タイトルと同様に、記事を読んでみようかな?と思わせなくてはなりません。
そのため、記事イラストは、単なる「単品の絵」ではなく、そこにストリーが垣間見えることが大切になってきます。
なぜ?ストリーが大切なのか?と言えば、ストリーにより「自分ごと化」されるからです。
「自分ごと化」がわかりにくければ、「共感してもらう」と言い換えてもいいかもしれません。
この共感があるか?ないか?によって、貴社に対する特別感は大きく変わってきます。
なお、イラストに関しては、下の関連記事も参考になさってください。
ニュースレターの記事タイトルとイラストのまとめ
ニュースレターの記事タイトルとイラストに関しては、どこまで気を使うのか?によって、ニュースレターの効果は変わってきます。
なぜなら、ニュースレターは、お客様に読んでもらわなければ、大きな力は発揮できないからです。
ニュースレターを読んでもらうことによって、お客様は貴社を特別な会社と認め、今後もずっとお付き合いしていきたいと願うようになります。
「細部に神は宿る」と申しますが、ニュースレターの内容だけでなく、記事タイトルとイラストにも気を配っていただきたいと思います。