印刷したA4サイズ2枚分のニュースレター、裏面の大事な使い方とは?

ニュースレターの裏面活用方法

このサイトでは、ニュースレターの記事の量はA4サイズ2枚分までが良いとお話ししています。
ただ、だからと言って、A4用紙の裏は白紙のままで良いのか?というと、実はそうではありません。

裏面には裏面の重要な使い方があるのです。

そこで、この記事では、A4用紙の裏面は、どのように使うと効果が上がるのか?について解説します。

なお、A4サイズ2枚分=A3サイズ1枚分に当たります。どちらを使うか?は、その時々に合わせます。

目次

ニュースレターの裏面のアイディア6つ

まずは、雑誌などをお手本にした裏面のアイディアからお話しします。

1、お知らせや予告など

イベントの予告や、重要なお知らせなどを掲載する。

2、読者からの質問や、反響など

実際にあった読者からの質問に答えたり、読者からの感想などを掲載する。

3、QRコードなど

ウェブサイトやSNSへのリンクをQRコードで掲載し、誘導する。

4、次号予告

次回のニュースレターの内容や特集を予告する。

5、仕事の写真など

ニュースレターの記事に掲載しきれなかった写真などを簡単な説明付きで掲載する

6、コミュニケーションツール

簡単なクイズやパズルを掲載して、参加を促す。

など、アイディアはいろいろありますが、自社の状況に合ったものを選ぶようにしましょう。
たとえば、
まだ、ニュースレターを始めたばかりで、ニュースレターでお客様の信頼を勝ち得ていない場合には、
2、読者からの質問や反響 6、コミュニケーションツールに関しては、少し距離を置いた方が良いでしょう。
なぜなら、そこに「売り込み色」が透けて見えてしまうからです。

効果を上げる裏面の利用法は?

ニュースレターの裏面の使い方は、なんとなくイメージできたと思いますが、どんな状況であっても、必ず利用して頂きたいものがあります。

内容的には、1、お知らせや予告など、に分類されるものですが、
毎月、ニュースレターを発行するたびに、必ず掲載すべきなのが、ニュースレターの購読解除の案内です。

購読解除は、できれば避けたいものですが、
それを恐れて「購読解除の案内」を掲載しないのは、長い目で見た時に、会社にとってマイナスとなります。

長く、会社を経営されてきた方はおわかりだと思いますが、合わないお客様というのは、必ず存在します。
こうしたお客様を追いかけ、つらい時間を費やし続ければ、

  • 思ったほどに成果は上がらず、
  • モチベーションは下がり続け、
  • 最終的には、会社そのものの存在意義すら見失いかねません。

また、お客様自身にも「あの会社は合わない」という想いがありますから、どちらにとってもアンハッピーなのです。

そうした、悲しい状況を作り出さないためにも、ニュースレターには「購読解除の案内」が必須です。

ただし、ニュースレターの購読解除は、あくまでも「お客様」に選択する権利があります。
つまり、購読解除の連絡がない限り、ニュースレターは出し続けなければなりません。

実際、10年間、ニュースレターを送り続けた方から「覚えてますか?」と電話があり、新築が受注できた!
という住宅会社さんもあるほどです。

なお、購読解除だけの案内にA4用紙を使うのは、もったいないので、下の画像のように、お問い合わせを前面に押し出すのが良いでしょう。

ご相談内容に、ニュースレター送付停止の項目を作っておきます。
また、案内停止の際は、ご連絡をしない旨を明記するのがポイントです。

ニュースレターの表紙を作ってみよう

前回、ニュースレターの封筒は何が良いか?解説しましたが、用紙の裏側も利用するとなると、クリア封筒にはどのように入れるのが良いのでしょうか?

わかりやすいように、ニュースレターの表面と裏面のサンプルを作りました。

ニュースレターの記事面です
ニュースレターの裏面です

A4サイズの用紙2枚分の記事を書くのであれば、A3サイズの紙1枚で印刷した方が、まとまりのあるニュースレターになります。

そして裏面の片側には、前述した「お問い合わせ書」を必ず、印刷するようにしますが、
もう片方には、宛名書きを兼ねたニュースレターの表紙を作成するのがお勧めです。

というのも、透明の封筒を使う場合の宛名は

  • 宛名用のタックシールを使うか?
  • ニュースレターに直接印刷するか?

のどちらかしか方法はありませんが、受け取る側としては1より2の方が好感度が高いからです。

おそらくですが、
透明封筒+タックシールは、通販カタログやDMのイメージが染みついており、辟易している人も多いからかもしれません。

つまり、上の画像どおりに印刷すると、記事面が谷折り、裏面が山折りになって、透明封筒には、裏面だけが見える状態になります。
ただし、お問い合わせ書が見えるより、記事面が見えた方が良いという考え方もありますので、その都度、状況に合わせ、検証していくことが大切です。

ニュースレターの裏面の大事な使い方のまとめ

ニュースレターの裏面は、裏面だからこその使い方をしてみましょう。

ニュースレターの記事面が「主役」だとすれば、ニュースレターの裏面は、主役を引き立てる大事な「脇役」です。

人によっては、ニュースレターを枚数だけで判断している方も少なくないようですが、
ニュースレターは、「記事」さえ書けば良いというわけではありません。

ニュースレターもお芝居と同じで、主役を生かすためには、名脇役がどうしても必要なのです。

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